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   魅惑のナイル殺人事件ツアーと地獄のドバイ - 第6章 ルクソール  
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おはようございます。朝起きてカーテン開けると既にルクソールに到着していました。薄暗い王家の谷方面見ると何やら火玉らしきものがポツポツと上がってきたので「えっ!?なに!」と眠気がすっ飛びました。
明るくなって正体が判明。ルクソールで熱気球が墜ちたようなニュース見た記憶があるので、怖いなぁと思いながら空一面の熱気球を鑑賞し…

隊長「いいなぁ…」
バルザック「えっ。」
隊長「乗りたい。」
ほっさん「あれ隊長は高所恐怖症では?」
隊長「バルザック。乗ってきたまえ!」
バルザック「いやいやいや。隊長が率先して乗らないと!」
隊長「ワシは重いから乗ったら墜ちちゃうし…」
バルザック「前にスレンダーボディー!って言ってなかったけ?」
隊長「このお腹に幾らかけたと思っている。みよこの高級ボディー!」
バルザック「……」
ほっさん「まぁどのみち今からじゃ熱気球は乗れませンネ!とりあえずテーベ墓地群近くの巨像を観に行きましょう。」
隊長&バルザック「「ホッ…」」
そんなこんなで無事?熱気球乗ることなくルクソールの観光が始まりました。

高さ18mあるこの巨像はギリシア伝説に出てくるメムノーン王に因んでメムノンの巨像と言われている。もともとはアメンホテプ3世の葬祭殿の正面にあった巨像だが、後の第19王朝ファラオのメルエンプタハ自身の葬祭殿作る際の建材として解体され、二体の像だけが残された。崩れているのは大昔の地震のためで、その時のヒビや損傷した個所から夜明けにうめき声や口笛のような音が出ていたと言われている(おそらく風や温度差、朝露の蒸発などが原因)がローマ皇帝セプティミウスによって修理されると鳴らなくなった。

バルザック「解体して建材ってメルエンプタハには敬意がないのか…」
隊長「日本でも築城の際に周りの寺や城を取り壊して建材にしたけど、それと同じかな。」
ほっさん「でしょうね。」
隊長「ワシの墓もいずれ建材になるのかのう…」
バルザック「仮想仏壇アプリにしときましょうか?」
隊長「それ…サービス終了したら消えて無くってしまうじゃないか?」
バルザック「形あるものは消える定め…」
隊長「ミイラで残すのもよいぞ。」
バルザック「エジプトのミイラは大半が燃料になったとか…」
ほっさん「とくに庶民のミイラはそうなりましたンネ。」
隊長「庶民もミイラにしたの?」
ほっさん「とくに古代エジプトではミイラ作りに王様、高貴な人、庶民で分かれていて、庶民のミイラは窪みに水入れて上から石で塞いで作っていたらしいよ。」
隊長「王様や高貴な人は?」
ほっさん「内臓とってタールのようなものを漬けた包帯で巻いて防腐処理される工程があります。」

メムノンの巨像を観光したあと、ハトシェプスト女王葬祭殿に向かいました。
ハトシェプスト女王葬祭殿は古代エジプト唯一の女性のファラオ、ハトシェプストが建築した葬祭殿。後にトトメス3世に一部破壊されたり、コプト正教会(デルエルバハリ〔北の修道院〕)として使用されたり、1997年のルクソール事件の現場になったりと波乱万丈な歴史を歩んでいる。損傷が酷かったがポーランドの研究チームによって修理され、現在の姿まで復元された。

展示されているミニスフィンクス。

地面にある柱跡。

広場にある3500年前に植えられたハンナという木の根元部分。

展示古代エジプト時代の建築物に加えて波乱万丈な歴史を辿ってきただけに、レリーフの大半は失われているか石膏のようなもので修復されている。

像もよーくみると修復跡が分かるくらい損傷がひどい。顔部分に赤色が残っている。

内部にある小部屋には色付きのレリーフが残っていました。

外側の柱と壁は、ほかの神殿に比べると損傷が激しく、ほとんどレリーフが残ってない状態。

ハトシェプスト女王葬祭殿を見学したカジノバ一同は数多くの王が眠っていた王家の谷に向かいました。
ちなみにラムセス4世、ラムセス9世、ラムセス3世、ツタンカーメンの順で見学。

王家の谷の案内図。これをみると、いよいよ来たなと実感。

入り口にあった巨大な王家の谷の模型。地形や墓の場所がよくわかる。

ちゃんと地下にある墓も再現。こうしてみると入り組んでいたり、別の墓にぶつかっているのもあって面白いですね。

日本がこの施設の支援をしたみたいですね。入り口右側にプレートがありました。

入り口から王家の谷まではカート型バスで移動。涼しくて気持ちいですね!

2〜3分で王家の谷の入り口に到着。おお!雑誌とかでみたことある風景です。いよいよ探検です!

古代エジプトの王家の墓は真っ暗、ジメジメのイメージでしたが、ちゃんとライトアップ、空気も澄んでいて整備されているようです。写真は最初に入ったラムセス4世のお墓の入り口の通路。ラムセス4世はカイロの考古博物館で見学したラムセス3世の5番目の王子。兄たちが先立ったのでファラオに、そして大規模な建築をした古代エジプト最後のファラオだそうです。

奥まで行くと広間があり、中央に巨大な石棺がありました。

ラムセス4世の石棺。この中に眠っていたんですね。

広間の奥にある部屋。家族や身内が眠っていたんですかね?

生者の都から死者の都に運ばれている様子。古代エジプトでは太陽が沈む西側を死者の都(王家の谷、王妃の谷など)、ナイル川挟んで太陽が昇る東側を生者の都(カルナック神殿、ルクソール神殿など)と考えていた。

ラムセス4世の墓を見学したあと、ラムセス9世の墓に向かいました。
ラムセス9世の墓の通路。ラムセス4世からラムセス8世までの短命や内政や外交の乱れの影響で王権が衰退しラムセス9世で若干、王権が安定したそうですが、この時期から王家の墓で盗掘があったそうです。

ラムセス4世の墓にもあった船のレリーフ。

ラムセス9世の石棺がある広間の入り口にあるレリーフ。

ラムセス9世の石棺があった部屋。真ん中に石棺が置いてあった窪みがある。石棺は何処に?

ラムセス4世、ラムセス9世を見学したあとは、カイロで対面したラムセス3世のお墓を見学。出入口は他の墓と比べると、厳重です。やっぱり人気なだけはあるんですね。

中にはいると通路の両脇にガラスのパネルが…さすがはラムセス3世!待遇良いですね。

壁のレリーフもとても美しく残っています。着色材には青にトルコ石、緑に銅緑青、黄色にサフラン、赤に鉄サビを使っているそうです。

奥間まで続く階段の両脇にビッシリと綺麗なレリーフ。建築王と言わしめるだけあって内部も広いです。監視カメラもあちこちにあります。さすがはラムセス3世!(二回目)。

階段降りていくと封鎖されていました。奥が真っ暗で怖いですね。

ラムセス9世の案内図と比べるとラムセス3世の墓は2倍くらい大きいです。

ラムセス3世の墓を見学したあとはメインであるツタンカーメンの墓を見学。案内図をみると小さいです。ツタンカーメンの墓は写真撮影禁止(他はスマホならOKで一眼とははダメ)なので案内の写真のみになります。ラムセス3世同様に有名なだけあって墓の中に怖いお兄さんが睨み利かせてました。

ツタンカーメンの墓は極めて珍しく3000年以上盗掘されておらず、ほぼ完全な形で1922年にカーターによって出土された。

黄金のマスク、本人が使用していた杖、武具、戦車などはあったが、肝心のミイラの損傷具合は雑な管理体制で酷く、現在は損傷具合が軽めな頭、足以外を布で隠して気温、湿度調整できるケースに入れられて展示されている。

黄金の石棺に入っていた棺。

ツタンカーメンご本人。身長165センチで死亡推定年齢が19歳。異母姉妹と結婚し子供が二人(いずれも流産か早死)。この子供のミイラも一緒におさめられていたそうです。一説によるとツタンカーメン王はKV23に埋葬される予定であったがKV62に埋葬されたそうです。

午前の目玉であった王家の谷を見学し終わったあと、近くにある土産屋に寄りました。

これぞハンドメイド!

素材となる石を見せてくれました。玄武石、オニキス石、花崗岩とのこと…

玄武石でできた置物。

オニキス石でできた置物。

花崗岩できた置物。

そして土産屋で流通している大部分が中国の工場で作られたプラスチック製の置物。ほとんどの観光客は土産屋でこの自称ハンドメイド(メイドインチャイナ)を買わされているらしい。ここは政府公認の土産屋なので安心。見分けるコツは匂いを嗅ぐことでプラスチック製はプラスチック特有のキツイ臭いがするそうです…たしかに臭い。

隊長「むぅ…今まで中国製の置物買っていたのか…」
バルザック「このクオリティーならア〇ゾンでも売ってそう。」

石でできたお土産。当時の手法で作られているため、出来もマチマチになるそうです。会心の出来だと200ドルくらいする。
もちろん裏も石。丁寧に削らないと割れてしまうので絶妙な手加減で削るそうです。

別室に綺麗に展示されていた巨大な石板。クオリティーが高いですね。

土産屋で置物をみたあと、船に乗ってナイル川を横断します。

船で死者の都から生者の都へ向かいます。

部屋に戻ると謎のオブジェクトが鎮座していました。

お昼ごはんは安定の茶色一色。どれも美味しいです!

小休憩挟んだ後は生者の都でカルナック神殿とルクソール神殿を見学。
カルナック神殿は紀元前2000年から建築を初めて紀元前37年に完成した神殿。長い年月かけて建築していったので規模が大きい。アメン神(アモン、アムン、アメン=ラー、アムン=ラー)を祀るアメン大神殿の複合体であり、カルナック神殿の他に付属神殿としてルクソール神殿がある。

カルナック神殿の巨大な模型が置いてありました。正面奥に第1塔門、次に第2塔門と大列柱室が続く。右側には聖なる池、手前にトトメス3世祝祭殿。

上空から撮影されたカルナック神殿。めちゃくちゃデカくて広いのが分かる。

カルナック神殿の第1塔門。

入り口両サイドには小さいスフィンクスが置いてある。

沢山の像が置かれた部屋。

カルナック神殿のレリーフ。

第2塔門から大列柱室に続く道。

柱にもビッシリとレリーフが残されている。

人と比べると、その巨大さにビックリ。

隊長「でかーーー!!」
バルザック「いやーすごいなぁ。」
グキッ!
バルザック「いたぁ―――!!」
デカすぎて見上げたため首を痛めました。
皆さんは見上げる前に首を動かして慣らしときましょう。

天井裏にもレリーフ。随分高いですね。

大列柱室を抜けると二つのオベリスクが見えてきました。左がハトシェプスト女王、右がトトメス1世のオベリスク。

エジプトの神殿には太陽が似合いますね。

ハトシェプスト女王のオベリスクの先端部分。間近でレリーフが見れる。

カルナック神殿を後ろから撮影。左側には神聖な池がある。

スフィンクスの参道。カルナック神殿からルクソール神殿まであった道で両脇に小さいスフィンクスが沢山並んでいました。その数と迫力に圧巻!

アメン大神殿の付属神殿にあたるルクソール神殿の正面。本来、オベリスクが二本立っていたが、一本は1819年にフランスのパリに贈られ、コンコルド広場にある。

第1塔門抜けると奥に大列柱廟が見えてくる。

沢山の像が並んでいる部屋。

二体仲良く並んでいる像。

お決まりのショット。太陽と合いますね。

ルクソール神殿のレリーフは色が残っている。

一通り観光が終わり、空を見上げると飛行機雲が…古代と現代の融和ですね。

長い観光のあとの夕飯。安定の茶色!



明日はいよいよ終点カイロ。そして悲劇が!?
第7章に続く。

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